不定期更新な「鬼爪の映画帳」の別館サイト。主に海外格闘技(マーシャル・アーツ)映画を紹介します。
by bestofmartialarts


鬼爪の格闘映画館 - Devil's Martial Arts theatre

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moviefan-z(又の名をsamuan)の不定期更新「鬼爪の映画帳」の別館サイト。その名も「鬼爪の格闘映画館」です。今までに集めて来た海外格闘技(マーシャル・アーツ)映画を紹介して行きます。

by:moviefan-z (samuan)
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# by bestofmartialarts | 2013-12-31 00:05 | ― 鬼爪の格闘映画館 ―

『Mil gritos tiene la noche』

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邦題:ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー
原題:Mil gritos tiene la noche
製作:Spain:USA:Almena Film Production,1982年

【物語】
 少年時代に大好きなジグソーパズルを取り上げた母親を、斧で惨殺した異常性格者の殺人鬼が、数十年経った今でも誰にもその正体を知られずに生きて来た。彼はジグソーパズルを完成させたい欲求に駆られ、チェーンソーを片手に美女を次々と襲い始め・・・。

【解説】
 自身の手掛ける映画の出来の悪さから〈スペインのエド・ウッド〉と呼ばれ続けたファン・ピケール・シモンが監督した、スペイン・アメリカ合作によるゴア・スラッシャー映画。一部のホラー映画ファンの間では、『Pieces』の英題で知られており、予算不足のために本物の動物の内臓を使用したと言われる俗悪な人体破壊描写が話題を呼び、今だに根強い人気を持っている。
 本作の製作と脚本には、イタリアを拠点に活動しているトラッシュ映画プロデューサーのディック・ランドールが参加している。製作当時、彼が香港映画界との関係を持っていたのが縁で、親交の深かった偽李小龍武打星の呂小龍を特別出演させている。劇中、殺人鬼を追う女性捜査官を不審者と思い込み、雄叫びと共に廻し蹴りを繰り出すも、捜査官の偶然放った前蹴りが股間に直撃して即退場するという、何とも情けない功夫師父役を演じており、彼の華麗なる正体を知らない多くのホラー映画ファンは戸惑った。

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# by bestofmartialarts | 2011-03-13 08:11 | 特集:Horror

『Death Machines』

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原題:Death Machines
製作:USA:A Crown International Pictures,1976年

【物語】
 対立する組織を潰すため、悪党のリー夫人の命令で動き出した三人の不死身男。彼らは組織の放った殺し屋を屋上から放り投げたり、バズーカ砲で爆破したり、重機で潰したりと様々な手段で任務を果たして行く。やがては事件に巻き込まれた片腕の青年や刑事も入り乱れた激しい闘いが始まり・・・。

【解説】
 武道全般に関心を持っているらしい低予算映画監督のポール・キリアジが、侍を題材にした前作『Drawn Swords』に続いて発表したアクション映画の二作目。彼は以前からフィリピン映画界を拠点に活動していた錬武会出身の空手俳優、ロン・マルチーニと知り合い、ロンが映画製作に対して意欲的であったことから本作の監督を任せられた。
 結果的には退屈な映画に仕上がったが、音楽担当のドン・ヒューレットが手掛けた物静かなシンセサイザーの音色と共に、白人・黒人・中国人の三人からなる無表情で無口な不死身男〈デス・マシーン〉の悪行と、彼らを支配するリー夫人の気味悪さも加わって強烈な印象を与えている。
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# by bestofmartialarts | 2010-09-26 08:20 | 年代:1970's

『That Man Bolt』

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邦題:ドラゴンを消せ!
原題:That Man Bolt
製作:USA:Universal Pictures,1973年

【物語】
 運び屋にして空手使いのボルトは香港の刑務所に収監されていた。ある日、彼の元にグリフィスと名乗る男が訪れ、100万ドルの現金を香港からロサンゼルス経由でメキシコへ運ぶ仕事を依頼する。話に乗ったボルトは早速釈放されるが、その現金を狙って様々な敵が現れ始め・・・。

【解説】
 ロバート・クローズ監督作『燃えよドラゴン』(73)の世界的大ヒットを受けて製作された、東洋の要素を取り入れたブラックスプロイテーション映画群の中でもかなりの駄作として知られている。理由は本作の売りである空手アクションが迫力不足だから。運び屋にして空手使いのボルト・・・、想像するだけで期待に胸を膨らませてしまうが、問題の空手アクションに関しては、足蹴りは硬くて上がらないし、腰が完全に引けていて非常に格好悪い(それでも世界各国の美女からは〈チョコレートマン〉の名前でモテモテだったりする)。そんなボルト役を演じたのは、ブラックスプロイテーションの大御所、フレッド・ウィリアムソン。彼に当時流行していた功夫や空手などの東洋的アクションを真似させるのは少し無理があったようだ。
 劇中、ボルトに襲い掛かる組織の用心棒、スパイダー役を日本武打星の風間健が演じているが、本作の出来の悪さでさすがの存在感も薄れていた。

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# by bestofmartialarts | 2010-06-07 09:28 | 年代:1970's